◆木質バイオマス熱利用(温水)計画実施マニュアル 基本編・実行編
木質バイオマス熱利用について、プロジェクト管理の必要性や燃料特性、ボイラーの特徴といった基本的な内容から熱負荷分析やコスト積算、それを踏まえた計画作成、施工、維持管理までの実行面について詳細に説明しています。
【目次】
●基本編
第1章 ネットゼロに向けた世界の動向と木質gバイオマスエネルギー熱
第2章 木質バイオマス熱利用の考え方と本マニュアルの作成目的
第3章 プロジェクト管理の必要性とポイント
第4章 木質バイオマスの燃焼特性
第5章 木質バイオマス燃料(チップ・ペレット)
第6章 木質バイオマスボイラーの特質
第7章 熱利用システムの構成と関連機器
第8章 安全対策及び関係法令の規制
●実行編
第9章 木質バイオマス熱供給システム設計の基本的考え方(回路と制御)
第10章 熱負荷分析
第11章 コスト積算・事業性評価
第12章 事業構想
第13章 FS調査・基本設計
第14章 実施設計
第15章 事業の発注、着手
第16章 施工・試運転
第17章 維持管理・メンテナンス
◆実務で使うバイオマス熱利用の理論と実践
B5判 約160ページ
2020年7月発刊予定
著者:梶山恵司(WBエナジー)、竹林征雄(BIN)、伊藤幸男(岩手大学)、山崎尚(WBエナジー)、遠藤元治(富士大学)、黒坂俊雄(元・神鋼リサーチ)、菅野明芳(森のエネルギー研究所)、江川広和(森のエネルギー研究所)、杉浦英世(NPO法人農都会議)、山本 登(NPO法人農都会議)
【目次】
第1章 木質バイオマス熱利用が開く未来と地域社会
第2章 木質バイオマス熱利用と燃料
第3章 木質バイオマスボイラー設備の特徴と制御
第4章 熱需要分析と設備規模
第5章 熱利用システムのエンジニアリング
第6章 安定稼働のための運転管理とメンテナンス
第7章 ランニングコスト・事業性分析
第8章 事業性評価のプロセス・ケーススタディ
第9章 プロジェクトマネジメント
第10章 バイオマス熱利用と法規制
第11章 欧州と日本との比較分析
第12章 SDGsとバイオマスエネルギー
第13章 地方創生と木質バイオマスエネルギー
第14章 バイオマス熱利用・岩手県事例解析
出版社の日本工業出版の紹介ページはこちら↓
https://www.nikko-pb.co.jp/products/detail.php?product_id=4784
◆ 諸外国の森林投資と林業経営 ー世界の育林経営が問うものー
【出版社の推薦文】
日本では初期投資に多額の費用がかかるため育林業が厳しい状況にある。視野を世界に向けると様々な国々で育林業の展開が見られる。かつての日本と同様に農民による育林業から企業もしくはファンドによる育林業が展開している。こうした世界の動向の中で日本の育林業を考えようとしたのが本書である。
【「はじめに」より抜粋】
本書の執筆者はみなそれぞれの分野のエキスパートである。今日の世界における人工造林と育林経営の展開と現状を認識する上で、本書が少しでも参考になれば幸いである。- 2 -最後に、本書刊行のきっかけは、全国製紙連合会・海外産業植林センターによる「海外植林事業の新たな経営手法の開発調査」(平成28、29年度)にある。本書はその報告書をベースに、加筆修正したものである。執筆者はその報告書作成のメンバーであり、森林投資研究会は、本書刊行を目的に発足させたものである。
令和元年6月
公益社団法人大日本山林会副会長 餅田治之
◆森林未来会議 -森を活かす仕組みをつくる-
熊崎実・速水亨・石崎涼子[編著]
2,400円+税 四六判並製 328頁
築地書館2019年6月刊行
【目次】
序 章:豊かな森林経営を未来に引き継ぐ―林業家からの発信
第1章:オーストリアとの比較から見た日本林業の可能性
第2章:小規模な林業経営と大規模な需要を繋ぐドイツの木材共同販売組織
第3章:森を有効に活かすアメリカの投資経営とフォレスターの役割
第4章:ドイツの森林官が持つ専門性と政府の役割
第5章:政策と現場を繋ぐ自治体フォレスターの可能性
第6章:市町村フォレスターの挑戦
第7章 :多様な森林経営を実現させるための技術者育成
第8章:科学に裏付けられた森づくり
終章 :新しい「木の時代」がやってくる
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